
IELTSのライティング、いつも時間が全然足りない…



その悩み、すごくよく分かるよ!
実は勘違いしてる人が多いんだけど、IELTSのライティングって『何を書くか考える創作活動』じゃないんだよね。



え?どういうこと?



どちらかというと暗記問題って思ったほうが良いかも。
構成パターンと使えるフレーズを覚えてしまえば、もう『何を書こう…』と悩む時間はゼロ。
あとは型にはめて書くだけ。これで劇的に時間短縮できるよ!
「時間内に書き終えられない」
「毎回書き方がバラバラで不安」
「ネタが思い浮かばず止まってしまう」
IELTSライティングに、そんな悩みを抱えていませんか?
僕も、初めて模試を解いたときはまさにその状態でした。
手が止まり、文章が浮かばず、時間だけがどんどん過ぎていく…。
「これ、制限時間内に書き終えるなんて無理じゃないか?」と正直思いました。
しかしその後、「構成の型」と「使えるフレーズ」を覚えて書く訓練を重ねたことで、
本番では7分ほど余裕を残して書き終え、内容を見直す時間まで確保できるようになりました。
なぜ短期間でこんなに変われたのか?
それは、IELTSライティングが「暗記で8割決まる試験」であることに気づいたからです。
「英語の実力」よりも、「戦略」と「準備」で大きな差がつくのがIELTSライティング。
本記事では、
- 時間内に書き終えるために必要な思考と準備
- Task 1 / Task 2 それぞれの構成パターン
- 実際に僕が使っていた暗記フレーズ一覧
を詳しく解説していきます。
最後にはPDF保存できるフレーズ集もあるので、ぜひ最後までご覧ください!


パターン化+フレーズ暗記で時間内にすらすら書ける!
IELTSライティングは、60分でTask 1(150語)とTask 2(250語)を仕上げなければならない、まさに時間との勝負の試験です。
そんな厳しい制限の中、毎回その場で構成を考えて、語彙や表現をひねり出していては、到底時間内に書き終えることはできません。
だからこそ大切なのは、「文章力」や「ひらめき」ではなく、パターン化と暗記による戦略です。
具体的には、
- 各タスクの構成(イントロ・ボディ・結論など)をテンプレート化する
- 頻出の表現や便利なフレーズを事前に覚えておく
この2つを事前に準備しておくだけで、ライティングは驚くほどスムーズに進むようになります。
イメージとしては、問題に合わせて型にフレーズを当てはめていくだけ。
文章の半分以上は、あらかじめ覚えたフレーズで埋められるようになります。
つまり、IELTSのライティングを制するカギは、「文章力」や「思考力」ではなく、“戦略”と“型”をどれだけ準備できるかです。
タスク1対策:構成と暗記すべき型
🔸 出題パターンは3つだけ
IELTSライティングTask 1で出題される問題は、以下の3種類にほぼ限定されます。
- グラフ(棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・表など)
- 工程図(プロセス図)
- 地図(Before/Afterの比較や施設配置の変化)
この限られたパターンに対して、構成パターンと頻出フレーズを“暗記”しておけば、どんな出題にも柔軟に対応可能です。
🔸 パターン別に覚えるべきポイント
- グラフ系: 数値の増減・ピーク・比較を説明するフレーズ
(e.g. “rose sharply”, “reached a peak”, “was higher than”) - 工程図: 流れや手順、段階を示す表現
(e.g. “Initially”, “This is followed by”, “In the final stage”) - 地図: 位置関係・変化を説明する表現
(e.g. “on the left-hand side”, “was replaced by”, “relocated to”)
これらの型とフレーズのストックを持つことが、最速でスコアアップにつながる戦略です。
🔸 構成と時間配分
Task 1を時間内(20分以内)に終えるには、以下のような時間の使い方が理想です:
項目 | 時間の目安 |
---|---|
構成メモ作成 | 3分 |
執筆(本文) | 14〜15分 |
見直し | 2〜3分 |
最初の3分は絶対に構成に使いましょう。
- グラフや図の全体傾向をつかむ
- 特徴的なポイントを見つける
- 2〜3段落にどの情報を割り振るか、ざっくりメモを取る
この「構成メモの3分」があるかないかで、後半のスピードと精度がまったく違ってきます。
🔸 Task 1の基本構成
Task 1は以下の型をそのまま使いましょう。
- 導入(1段落):図やグラフの内容を言い換えで簡単に説明
- 全体要約(1段落):全体の傾向・共通点・対照点などをまとめる(”Overall, …”)
- 詳細パラグラフ(2〜3段落):特徴的なポイントをピックアップして具体的に記述
重要なのは、
「自分の意見を入れない」
「図に書いてあることを網羅的に・客観的に説明する」ことです。
🔸 練習方法のコツ
- 問題を見て最初の3分間で構成メモを作る練習を繰り返す
- フレーズ集を音読&書き取りで記憶に定着させる
- 毎回20分タイマーを使って実践感覚で書く
この型と戦略を覚えておけば、タスク1は安定してスコアが狙える得点源になります。
タスク2対策:構成と暗記すべき型
🔸 タスク2は「意見型エッセイ」
IELTSライティングのタスク2は、エッセイ形式で自分の意見を述べる問題です。
よくある出題パターンは以下の通りです:
- 「賛成か反対か」
- 「どちらがより良いか」
- 「原因と対策」
- 「利点と欠点」
一見すると考えることが多くて難しく感じるかもしれませんが、実は「型」と「フレーズ」を持っていれば、悩まずに書き進めることができます。
🔸 タスク2で大切なのは“意見の明確さ”と“構成の一貫性”
多くの受験者が
「何を書けばいいかわからない」
「書いているうちに話が逸れる」と悩みがちです。
しかし、IELTSで問われているのは難しいアイデアや高尚な内容ではなく、
- 自分の意見が明確かどうか
- 段落ごとに論理的な流れがあるか
- 語彙と文法の正確性
というシンプルで評価可能な基準です。
つまり、「考えすぎないこと」が一番のポイントです。
🔸 使える構成パターン(意見型の場合)
以下の型に沿って書くだけで、論理的なエッセイが自然と完成します:
- 導入(Introduction)
→ 質問を言い換えて提示し、自分の立場を明示 - 反対意見の紹介(Body 1)
→ 相手の立場や一般的な意見を客観的に紹介 - 自分の意見(Body 2)
→ 自分が支持する意見とその理由・例を述べる - 結論(Conclusion)
→ 自分の意見を再確認し、全体をまとめる
ポイント:一貫して同じ立場を貫くこと。途中で立場を変えたり、両方の意見に振れると評価が下がります。
🔸 フレーズの暗記が命
各段落に使える「定型フレーズ」をストックしておくことで、内容を埋めるスピードが一気に上がります。
- 導入で使える:
“There is a growing debate about whether…”
“While some people argue that…, I strongly believe that…” - 反対意見紹介で使える:
“Some people claim that…”
“It is often believed that…” - 自分の意見で使える:
“In my opinion,” “I firmly believe that…”
“This is because…” “For example,…” - 結論で使える:
“In conclusion,” “To sum up,”
“I strongly believe that…”
これらのフレーズは“文章の骨格”になるため、丸ごと暗記して瞬時に使える状態にしておきましょう。
🔸 時間配分の目安
項目 | 時間の目安 |
---|---|
構成・アイデア出し | 5分 |
執筆(本文) | 25〜30分 |
見直し | 3〜5分 |
最初の5分間は必ず構成と主張の整理に使ってください。
- 自分の立場を決める
- 各段落で何を書くかをざっくりメモする
- 使えそうなフレーズを頭の中で準備する
ここがブレると、途中で話が逸れてしまい、スコアダウンの原因になります。
🔸 練習のコツ
- 各パターンの問題に対して「構成メモ」を作る練習を中心に
- 実際の問題を使って毎回40分以内で仕上げる
- フレーズ集はシャドーイングや音読で覚える
タスク2はアイデア勝負ではなく、「構成と型の勝負」です。
フレーズとテンプレートを使いこなせば、どんな問題もスラスラ&論理的に書けるようになります。


パターン化とフレーズ暗記の3つのメリット
ここまで読んでくださった方にはもうお分かりかと思いますが、IELTSライティングでは「構成をパターン化」し、「使えるフレーズを暗記」することが合格への最短ルートです。
その理由を、改めて3つのメリットに分けて解説します。
① 書き始めで迷わなくなる → 時間ロスが激減
最初の一文がなかなか出てこない…
構成が思いつかずに時間だけが過ぎる…
これはIELTSライティングでよくある「時間切れパターン」です。
ですが、構成があらかじめ頭の中に入っていれば、「次に何を書くべきか」で悩む時間がなくなります。
いわば、文章作成が“半自動化”されている状態です。
✅ 書き始めの迷いをなくせば、最初の5分でエッセイ全体の設計ができ、安心して書き進めることができます。
② 書くスピードが格段に上がる → 時間内で余裕を持てる
構成が固定されていて、使うフレーズも覚えていれば、残りは「内容を当てはめるだけ」です。
いちいち英語表現を検索したり、単語を思い出そうとしたりする必要がありません。
✅ 実際に僕も、暗記したフレーズで7割近くの文章を埋めていたため、本番でも7分ほど余って見直しに使えました。
③ IELTSでは“独創性”は必要ない
多くの人が陥りがちなのが「内容を凝りすぎてしまう」こと。
でも、IELTSは芸術的な文章や独創的な意見を求めている試験ではありません。
必要なのは、
- 論理的な構成
- 明確な意見
- 適切な語彙・文法
だけです。
✅ IELTSは“型どおりに正しく書ける人”が評価される試験。オリジナリティよりも「戦略と再現性」が問われています。
🔸 試験で大切なのは“戦略的に点を取りにいく”姿勢
内容にこだわりすぎて書き終えられなければ、それだけでスコアが落ちてしまいます。
逆に、型とフレーズを駆使して「時間内に完成させること」ができれば、評価基準をしっかり満たし、高スコアを狙うことができます。
内容より戦略。発想力より再現性。
それがIELTSライティングで勝つための最大のコツです。


最後に伝えたいこと
「まずは構成+使える表現から暗記しよう」
そう言われても、
「何を覚えたらいいのかわからない…」
「本当に暗記だけで点数が伸びるの?」
と不安になる方もいると思います。
でも大丈夫です。
僕自身も、最初はまったく手が動かず、何をどう書けばいいか分かりませんでした。
そんな僕が、半年間の対策を通じて「これは本当に使える」と思った表現を厳選して、PDFにまとめました。
このPDFさえあれば、IELTS Writingに必要なフレーズを最短ルートで覚えることができます。
パターンと組み合わせて繰り返し練習すれば、自然と“すらすら書ける”状態に近づいていきます。
賢く覚えて、賢く点を取りにいきましょう。
ぜひ付録PDFを活用して、Writingをあなたの得点源に変えてください!
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