【体験談】短期留学は意味ない?1ヶ月の語学留学で得た本当の価値とは

海外 勉強


大学生Bさん

短期の語学留学に興味があるけど、数カ月じゃ英語力は伸ばせないと思うし、就活でも評価されないって聞くし、
どうしようかな、、、

社会人のA先輩

学生時代に短期留学に行った僕は「迷ってるなら、行ってみる価値は十分ある」と思うよ!!



はじめに:なぜこのテーマを書くのか?


「短期留学は意味がない」「英語力なんて1ヶ月じゃ伸びない」「就活でもアピールにならない」──


そんな声を、留学前によく耳にしました。


僕自身、大学の夏休みを使って、1ヶ月間ロサンゼルスの語学学校に通ったのですが、出発前は正直、不安もありました。お金も時間も使うし、せっかく行っても“無駄だった”と思いたくなかったからです。

でも、実際に行ってみて感じたのは「行って本当によかった」です。

英語力の変化はもちろん、海外での生活、人との出会い、自分の価値観の変化――

どれも想像以上に濃く、社会人になった今でも「あの時間はかけがえのない経験だった」と心から思えます。

だからこそ、この記事では当時の体験をもとに、「短期留学って意味あるの?」「就活に役立つの?」と迷っている大学生に向けて、実際に得られたこと、留学を成功させるコツを正直に書きたいと思います。


もしあなたが一歩踏み出すか悩んでいるなら、僕は迷わずこう言います。短期留学は“意味がある”──


その理由を、これからお話しします。

目次

「短期留学は英語力が伸びない」って本当?

大学生Bさん

でも、たった1ヶ月じゃ英語なんて話せるようにならないでしょ?

社会人のA先輩

実は“話せるようになる”より、“使えるようになる感覚”が一気に身についたんだ。

「短期留学なんて、英語力は伸びないでしょ?」


こう思っている人は少なくないと思います。僕も正直、出発前はそう思っていました。

でも、実際にロサンゼルスで1ヶ月過ごしてみて感じたのは、“伸びる”というよりも、“使えるようになる”感覚が一気に身につくということです。

特に、海外での生活が初めての人にとっては、日常のあらゆる場面が「英語を使うチャンス」になります。

たとえば、カフェでの注文、バスの乗り方を聞く、ホームステイ先での会話、学校でのクラスメートとの雑談など……。机の上では学べない「生きた英語」が、毎日どんどん入ってきます。


正直、日本で英語を話すのってちょっと恥ずかしいですよね。間違えたらどうしようとか、発音が変に聞こえるんじゃないかとか。


でも、海外に出ればその感覚は一気に消えます。なぜなら、「英語を話さないと生活ができない」からです。

そういう環境に1ヶ月身を置くだけで、驚くほどの変化がありました。

  • リスニング力が鍛えられる(自然なスピードの英語に慣れる)

  • 発音が改善する(真似する回数が圧倒的に増える)

  • 英語を話す“度胸”がつく(失敗しても伝えるマインドが育つ)

もちろん、単語力や文法などの“知識”を短期間で爆発的に伸ばすのは難しいです。けれど、今まで蓄積してきた英語の知識を「使える力」に変えるには、短期でも十分可能です。

特に、大学受験や授業などでしっかり基礎を学んできた人は、海外に出た瞬間にそれが“実践力”に変わります。まさに“スイッチが入る”ような感覚でした。

「英語が使えるようになる環境に、毎日身を置ける」――


これが短期留学の最大の魅力だと思います。


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就活で話せるような経験になるの?

大学生Bさん

どうせ就活では長期留学の人に勝てないんじゃない?

社会人のA先輩

大事なのは“どれだけ長く行ったか”じゃなくて、“なぜ行ったか・何を得たか”だと思うよ。

「どうせ就活でアピールするなら、1年くらい行って英語ペラペラになってる人の方が強いでしょ?」


正直、僕もそう思っていました。長期留学の経験や高い英語力を持っている人を見ると、自分の1ヶ月の留学なんて小さく見えてしまうものです。

でも実際、就活で評価されるのは「留学期間の長さ」ではありません

企業の面接官が知りたいのは、
「なぜその選択をしたのか?」「その経験から何を学び、今にどう活かしているのか?」という点です。

つまり、「行ったこと」自体ではなく、その背景と学びのストーリーこそが評価の対象になります。

短期であっても、「自分の英語力を試してみたかった」「海外で生活してみたいという憧れを行動に移した」「挑戦する自分を変えたかった」など、自分なりの目的を持って行動した経験は、主体性や挑戦心の証拠になります。

実際、僕自身も就活のエントリーシートや面接でこの短期留学の経験を話しましたが、しっかりと聞いてもらえました。

たとえば、

  • 初めての海外で、英語が通じない不安の中でも毎日話しかけて自信をつけた話
  • 授業以外でも積極的に現地の人と交流しようと努力した姿勢
  • 留学中に価値観が変わったエピソード(例:日本の当たり前が通用しない経験)など

こういった具体的なエピソードを通して、「短い期間でも自分なりに挑戦し、成長できた」と伝えれば、しっかり評価してもらえます。

就活で大切なのは、“長さ”よりも“濃さ”。そして、“結果”よりも“姿勢”です。

短期だからといって自信をなくす必要はまったくありません。

むしろ、「短期間でもここまでやり切った」ことを語れる人は、行動力と目的意識があると見なされます。

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短期で得られる三つの価値

短期留学というと「たった1ヶ月で何が得られるの?」と思われがちですが、実際に行ってみると想像以上に“密度の濃い経験”が待っていました。ここでは、僕が実際に感じた短期だからこそ得られた3つの価値をご紹介します。


1. 時間が限られているからこそ、本気になれる

「1ヶ月しかない」と思うからこそ、毎日を本気で過ごそうとする自分がいました。

現地の語学学校では、授業中はもちろん、放課後も「どうすればもっと英語を話せるか?」を常に意識。カフェで友達と話す時間、ルームメイトとのホームパーティー、買い物中のちょっとした会話――

すべてが英語の“実践の場”でした。

短い時間を無駄にしないように、普段の自分ならしないような行動(現地の人に話しかけたり、初対面の人に積極的に話しかけたり)も、自然とできるようになっていました。

時間の限られた短期留学だからこそ、日々に目的と意義を持ち、圧倒的に濃い時間を過ごせたのだと思います。


2. 世界とつながれる人間関係ができる

短期でも、人との出会いは本物です。

語学学校のクラスメート、シェアハウスのルームメイト、街中で出会った現地の人たち。たった1ヶ月でも、本気で関われば人とのつながりは生まれます。実際、僕は留学中に仲良くなった友人たちと、今でも年に一度は日本や海外で再会しています。

日本にいるだけでは絶対に出会えなかったであろう価値観や生き方に触れられるのは、留学という非日常の中だからこそ。

「短期だから」と人との関係性を軽く見るのはもったいないです。

むしろ、短期だからこそ一気に深まる友情やつながりもあると、実感しました。


3. 世界がぐんと広がる、自分に自信がつく

短期であっても、海外で生活する経験は大きな自信になります。

言葉も文化も違う環境で暮らした経験が、「自分はどこでもやっていける」というマインドに変わりました。

そのおかげで、社会人になってからも、英語の会議に積極的に参加したり、思い立って海外旅行に行ったりと、英語や海外に対するハードルが一気に下がりました。

そして今、僕は大学院留学に挑戦する準備を進めています。

この行動力の原点をたどれば、大学時代のたった1ヶ月の短期留学にあります。

学生時代に海外を体験することは、大人になってからではなかなかできない貴重な経験です。
短期でも、「自分の人生の方向性を変えるようなきっかけになる」。そう断言できます。

迷ってるなら、行ってみる価値は十分ある

「短期留学って意味あるのかな」「どうせ1ヶ月だけじゃ何も変わらないんじゃないか」


僕も最初は、そんなふうに迷っていました。

でも、実際に行ってみて思うのは、“行った人にしか分からない世界が確かにある”ということです。


英語力が爆発的に伸びるわけじゃない。でも、使える英語の土台ができ、行動力がつき、自信が芽生え、人との出会いが広がる


そのすべてが、社会に出たあとも活きてくる“本当の財産”になります。

確かに費用もかかるし、不安もあると思います。でも逆に言えば、大学生の今しかできない挑戦です。
そして、たった1ヶ月でも人生は少しずつ変わっていきます。

僕がそうだったように。

だからこそ、もし今、短期留学に興味があるけど迷っている人がいたら、僕は全力で「行ってみた方がいい」と伝えたいです。

「たった1ヶ月」ではなく、「一生ものの1ヶ月」になるかもしれません。

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