マレーシアでMBAを目指すならAPU?実際に出願して分かったメリットとは

大学

MBAに興味あるけど、欧米は学費もハードルも高いしな…

マレーシア留学って実際どうなの?
安心して学べるのかな?

「海外MBAに興味はあるけど、欧米は費用もハードルも高すぎる…」


そんな悩みを持つ方にとって、マレーシアでのMBA留学は現実的かつ魅力的な選択肢の一つです。

僕自身、いくつかのマレーシアの大学を比較・検討した末、アジアパシフィック大学(APU)への出願を決めました。

この記事では、なぜ数あるマレーシアの大学の中でAPUを選んだのか、実際の出願プロセスや学費、学習環境、留学生サポートまで、リアルな経験をもとに詳しく紹介していきます。

「海外MBAに挑戦したいけど、自分にもできるか不安…」
という方の背中をそっと押せたら嬉しいです。

目次

なぜ社会人になってMBAを目指したのか?

社会人になってから、「ビジネス関連の学位をしっかり持っておきたい」と考えるようになりました。

僕は大学では文学部・英文学科を専攻していて、ビジネスに関する専門的な勉強はしてきませんでした。

でも、外資系IT企業に入社し、現場で働くなかで、経営や会計、マーケティングなどの知識を持った人たちと接する機会が増え

「自分も職種に関連した専門知識を、しっかり学び直したい」

と強く思うようになったんです。

また、まだ20代でキャリアの幅を広げたい時期でもあったため、
「あえてMBAという広範なビジネス知識を学べる学位が、今の自分に最適なのでは」と思い、MBA取得を決意しました。


なぜ海外MBAを選んだのか?

MBAといっても、国内のビジネススクールやオンライン型のMBAなど、選択肢はたくさんあります。


そのなかで、僕が“海外で学ぶ”という選択をしたのは、単純に「もう一度、学生生活をちゃんと送りたかったから」です(笑)。

実は、僕が大学3〜4年生だったときはちょうどコロナ禍の真っ只中。


授業のほとんどはオンライン。サークル活動やキャンパスライフはほぼゼロで、どこか物足りなさが残っていました。

さらに、当時計画していた長期留学も中止になり、「いつか海外で暮らして学ぶ経験をしたい」という思いをずっと抱えていたんです。

だからこそMBAを学ぶなら、

生活そのものを海外に移して、リアルな学生生活を送りながら学びたい。
英語環境にどっぷり浸かって、新しい価値観やネットワークにも触れたい。

そんな気持ちで海外MBAという道を選びました。


アメリカやイギリスじゃなくて、なぜマレーシア?

「MBA=アメリカ・イギリス」というイメージを持っている人も多いと思いますが、僕は最終的にマレーシアを選びました。

その理由や、マレーシアMBAの魅力については、別記事で詳しく紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください!👇

なぜ僕はマレーシアのAPU(アジアパシフィック大学)を選んだのか?

マレーシアには複数の魅力的な大学がありますが、その中でも僕がAPU(Asia Pacific University of Technology & Innovation)を選んだ理由は、大きく5つあります。


① 国際色豊かなキャンパスで「グローバルな英語力」が身につく

APUの最大の特徴は、学生の50%以上が海外からの留学生であること。

実際に訪れてみると、アジアだけでなく中東・アフリカ・ヨーロッパなど、まさに“世界中”から学生が集まっていました。

外資系企業で働いて実感したのですが、実際のビジネス現場で「教科書通りのネイティブ英語」を話す人って、意外と少ないんです。


実際には、英語を第二言語として話す人がほとんどで、国によってアクセントや言い回しも様々。

だからこそ、多様なアクセントの英語に触れられる環境というのは、将来的にグローバルな環境で働くうえでの「実践的な英語力」を鍛える、最高のトレーニングになると感じました。


② 費用対効果が高い(年間約150万円)

APUの年間の学費は、約150万円前後
マレーシアの私立大学の中では中間的な価格帯です。

例えば、公立大学だと100万円以下のところもありますが、英・豪の分校(NottinghamやMonashなど)では200万円以上が相場。

それに比べると、最新の設備が整った環境で、コストを抑えながら質の高い教育が受けられるのは大きな魅力です。

さらに、生活費や寮費も比較的安価で抑えられるため、トータルで見たときのコスパは非常に高いと感じました。


③ デュアルディグリープログラムで「英国大学の学位」も取得できる

APUでは、イギリスのDe Montfort Universityとのデュアルディグリープログラムを提供しています。
このプログラムを選ぶと、卒業時には APUとDe Montfortの2つのMBA学位が授与されます。

参考リンク:APU-DMU Dual Degree Programme | APU

つまり、マレーシアの学費で、イギリスの学位も取得できるという、非常にお得な制度です。


将来的に日本や他国で履歴書に書くときも、「英国大学の学位あり」という点は、就職・転職時のアピールポイントになると考えています。


④ 実践的なカリキュラムで「学びをそのまま仕事に活かせる」

APUのMBAでは、ビジネスケーススタディを中心にした実践的な授業が豊富に用意されています。


理論を学ぶだけではなく、実際の企業課題やプロジェクトをベースにした分析・提案を行うため、卒業後すぐに現場で使えるスキルが自然と身につきます。

「知っている」ではなく「使える」知識が得られるという点で、実務経験のある社会人には特に相性の良いカリキュラムだと感じました。


⑤ テック分野に強く、デジタル時代のキャリアに直結

APUは元々、ITやテクノロジー分野に強い大学です。

MBAの中でも、デジタル戦略、ビジネス分析、AIやイノベーションといったテーマに強みがあり、将来的にテック業界やスタートアップでのキャリアを目指す人にはピッタリ。

僕自身、IT業界でのバックグラウンドがあるため、テックに強いMBAという点も大きな決め手の一つでした。


⑥ クアラルンプール郊外の快適な環境で暮らせる

APUのキャンパスは、クアラルンプール中心部から車で30〜40分ほどの郊外にあります。

近代的で安全なエリアで、大学の周辺にはカフェ、スーパー、病院など生活に必要な施設が充実。

さらに、学生寮はすべてプール&ジム付きという豪華さ!


一人部屋でも月5万円程度と、日本の都市部と比べると圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

実際に出願して感じたこと 〜APUの入学プロセスはシンプルで現実的〜

「海外MBAって、出願が大変そう…」


そう思っていた僕ですが、APUへの出願は想像以上にシンプルで現実的でした。

ここでは、実際に出願して感じたことや、プロセスの流れ、安心できたポイントをご紹介します。


① 選考プロセスが非常にシンプル

欧米のMBAでは、出願にあたって面接、推薦状、志望動機書、GMATスコアなど、多くの書類やプロセスが必要です。


一方で、APUは主に書類選考のみ。とてもシンプルな流れでした。

僕が提出したのは、以下の4点です:

  • 大学の卒業証明書
  • 大学の成績証明書
  • レジュメ(職務経歴書)
  • IELTSスコア(後提出も可能)

しかも嬉しいことに、出願時点でIELTSのスコアを満たしていなくてもOK


合格後、入学までにスコア基準をクリアすればよいという柔軟な対応があり、時間的な余裕を持って準備を進められました。


② 英語スコアや学歴の要件が現実的

僕は当時、社会人3年目で、MBAに出願するには「まだ少し早いかも?」と不安に思っていました。


欧米の大学だと「職務経験3年以上」が条件になっているケースが多く、職歴やGPAに自信がないと気後れしがちです。

でも、APUでは以下のように出願要件がとても現実的に設定されています。

  • IELTS:6.0
  • GPA:2.5以上
  • 関連学位:必須ではない
  • 職歴年数の基準:明確な条件なし

僕の学部はMBAに直接関連する分野ではありませんでしたが、必要に応じて「プレコース(準備講座)」を受講すれば問題なしと案内されました。

このプレコースは、入学後の1ヶ月間で全学生が受けるもので、「振るい落とすための試験」ではなく、あくまで本格的な授業にスムーズに入るための基礎準備


特に構える必要はないと説明を受け、安心して臨むことができました。


③ 留学生へのサポートが手厚い

APUでは学生の約半分が留学生ということもあり、留学生向けのサポート体制も非常に充実しています。

たとえば、出願後のプロセスでは、担当のアドミッションオフィサーが個別に案内してくれ、書類の不備があればすぐに連絡をくれるなど、とても親切でスムーズでした。

また、寮の手配やビザの申請手続きなどもステップごとに丁寧なガイドがあり、英語が完璧でなくても問題なく対応可能


「海外留学ってハードルが高い…」と感じていた僕でも、安心して手続きを進めることができました。

まとめ|なぜ僕はマレーシアのAPUを選んだのか?

マレーシアには魅力的なMBAプログラムを提供している大学が数多くありますが、多国籍な学びの環境・現実的な出願条件・コストパフォーマンスの高さという点で、僕はアジアパシフィック大学(APU)を選びました

  • 学生の半数以上が留学生で、多様な英語に触れられる
  • 学費は年間約150万円と、私立では良心的な価格
  • 英国大学とのデュアルディグリー制度で学位を2つ取得できる
  • ビジネスケースやデジタル分野に強い、実践的なカリキュラム
  • 出願はシンプルで、IELTSや職歴の条件も柔軟
  • 留学生向けサポートも充実していて安心

留学=欧米というイメージを持っていた自分にとって、APUは“自分にとって本当に必要な学び”を無理なく実現できる場所でした。

マレーシアでのMBAに興味がある方は、ぜひ選択肢のひとつとしてAPUも検討してみてください。

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