英語が話せない中学生でも大丈夫?オーストラリアのホームステイで僕の世界が変わった話

英語が話せない中学生でも大丈夫?
初めてのホームステイで得た“人生の転機”を、大人になった今だからこそ伝えたい。

「海外に行ってみたいけど、英語が話せないから不安」
「中学生のうちにホームステイなんて、早すぎるんじゃないか」

そんな風に悩んでいる方へ、この記事を書きました。

僕自身、中学生の頃は英語がまったく話せない“普通の公立中学生”でした。
でも、洋楽がきっかけで「海外への憧れ」が少しずつ大きくなっていき、
ある日学校でもらったホームステイプログラムのパンフレットが、すべての始まりでした。

両親に即相談して、まさかの即OK。
それが「自分の人生を変える10日間」になるなんて、その時は思いもしませんでした。

もちろん最初は不安だらけ。
英語も話せないし、海外なんて初めてだし、
親元を離れて一人で旅立つことにも、大きな勇気が必要でした。

でも今、大人になってあの体験を振り返ってみると、
あのホームステイがなければ、今の自分はなかった――そう断言できます。

このブログでは、英語が話せなくても、海外経験がなくても、
中学生でホームステイに挑戦して「どんな成長があったのか」
「なぜ、行ってよかったと思えるのか」
についてリアルにお伝えします。

もしあなたや、あなたのお子さんが
「ホームステイに行ってみたいけど、不安…」と感じているなら、
ぜひ最後まで読んでみてください。

理由①

「英語も話せず親元を離れて…“初めての自立”が僕を強くした」

海外ホームステイに行くと決めてから、僕は本当に毎日ワクワクしていました。
オーストラリアのガイドブックを読んだり、新しいスーツケースを買ったり、
「ついに海外に行けるんだ!」という喜びでいっぱいでした。

……でも、その気持ちが一変したのが出発の前日でした。

ふと、「親元を離れるのって、実はすごく不安なことなんじゃないか?」と感じてしまったんです。

僕が参加したのは、全国から中学生が集まるプログラムで、集合場所は成田空港。
当時、福岡に住んでいた僕は、両親に福岡空港まで送ってもらい、そこから一人で東京へ向かいました。
空港で両親と「バイバイ」した瞬間、これまで感じたことのない寂しさに襲われて、
離陸後、思わず泣いてしまったのを今でもはっきり覚えています(笑)

成田空港に着いて集合場所に向かうと、他の参加者たちは親と一緒に並んでいて、僕だけ一人きり。
その光景を見て、「本当に大丈夫かな……」とさらに不安になりました。

でも今思えば、この“親元を離れて、一人で新しい世界に飛び込んだ経験”こそが、僕を強くしてくれたのだと思います。

その後は、他の参加者ともすぐに仲良くなって、ホームステイも楽しくなりましたが、
「一人で不安に耐えて、最初の一歩を踏み出した」あの瞬間が、
自分にとって大きな成長のきっかけだったと今でも思います。

理由②

「“当たり前”が崩れるとき、本当の価値観が生まれる」

“常識”だと思っていたことが、通用しない世界があると知った。そして、それが人生の選択を変えた。

僕は小学校から中学校まで福岡県内の公立校に通っていて、クラスメイトの顔ぶれもほとんど変わらず、環境的にもとても「安定」していました。
周囲はみんな似たような家庭環境、価値観。外国人もいなければ、県外からの転校生もめったにいない。
そんな中で、自分の中の“常識”や“当たり前”は疑うことなく形成されていったと思います。

でも、オーストラリアでのホームステイは、そんな僕の「当たり前」を見事に壊してくれました

たとえば、レストランでたまたま隣の席になった人が、笑顔で「どこから来たの?」と話しかけてくる。
ショッピングモールでは、知らない人が「そのTシャツ、クールだね!」と声をかけてくる。
最初は「なんで知らない人とこんなに気軽に話すの!?」と戸惑いましたが、現地ではそれが日常だったんです。

文化の違いに戸惑いながらも、「違うって面白い」「違うって学びなんだ」と思えたことは、本当に大きかった。
「自分の常識は世界の非常識かもしれない」と知ったことが、のちの人生の選択にも影響を与えました。

実際、この体験があったからこそ――
大学生になってからは語学留学にも挑戦できたし、大学卒業後には思い切って外資系企業に就職。
ITエンジニアという未経験の分野にもチャレンジできました。

もし、あの時ホームステイに行っていなければ、僕はもっと“安全な道”だけを選んでいたかもしれません。
でも、あの10日間で得た「常識が壊れる快感」や「世界は広い」という感覚が、自分の可能性を広げてくれたと思います。

だからこそ、今、迷っている中学生や、その保護者の方にこそ伝えたいんです。
たった数日でも、子どもが触れる世界が変わると、将来の選択肢や価値観までもが大きく変わる。
そんなきっかけに、ホームステイはきっとなってくれるはずです。

理由③

「家族と学校だけじゃない、“外の世界”とつながれた」

「家族と学校だけの世界」から一歩外へ。新しい人間関係が、自分の世界を広げてくれた。

ホームステイに行くまでは、僕の生活は“家族”と“学校”がすべてでした。
一緒にご飯を食べるのも、遊ぶのも、将来の話をするのも、すべてはその範囲の中で完結していました。もちろんその時間はとても大切で、今でもかけがえのない思い出です。

でも、オーストラリアでのホームステイを経験したことで、それに“外の世界”という新しい接点が加わったんです。

現地のホストファミリーはもちろん、学校で出会った現地の中学生たち、そして一緒に日本から参加した仲間たち――。
それまでの僕の人生には登場しなかったタイプの人たちと、一緒に笑ったり驚いたり、時には助け合ったりすることで、「世界にはこんなにも多様な人がいるんだ」と実感することができました。

特に、一緒に参加していた積極的な子は「将来は海外の大学に進学するために今から英語をしっかり勉強している」と話していました。中学生の段階から自分の未来をしっかり見据えて、具体的に準備している姿に正直驚かされましたし、すごく良い刺激を受けました。

この「家でも学校でもない第3の人間関係」を持てたことは、当時の僕にとってすごく大きな意味がありました。
それ以降、僕は少しずつ「知らない世界にも、自分の居場所は作れるんだ」と思えるようになったんです。

そして、その感覚が、後の人生にも確実につながっていきました。
大学では海外の学生とも積極的に関わるようになり、社会人になってからも、まったく新しい環境に飛び込むことを恐れなくなりました。
「違う文化」「違う人」に触れることを楽しめるようになったのは、まさにホームステイでの経験がきっかけです。

まとめ

「英語よりも大切だった、“人生を広げる経験”」

ホームステイに行って一番良かったことは、
「英語が上達したこと」ではありません。
むしろ、それ以上に――

自分の殻を破って、親元を離れて一歩踏み出したこと

“当たり前”だった価値観が、世界には通用しないと知ったこと

家でも学校でもない、第三の居場所や人間関係ができたこと

…こうした内面的な変化こそが、僕にとって本当に大きな意味のある経験でした。

たった10日間でも、「世界には自分の知らない価値観や生き方がある」ということを肌で感じられたのは、今でも自分の軸になっています。
あの時の経験があったから、大学生のときに語学留学に挑戦できたし、外資系企業で働いたり、異なる文化の人たちと一緒に仕事をしたり、常に“外の世界”とつながり続ける選択ができたのだと思います。

だからこそ今、
「英語が話せないし不安…」
「まだ中学生には早いかも…」
と迷っている方がいたら、こう伝えたいです。

“ホームステイ”は英語力を鍛えるための場ではなく、
あなたの人生を一歩広げるきっかけになる経験です。

少し勇気が必要ですが、その一歩が確実に、
将来のあなたの「選択肢」を広げてくれるはずです。

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